

株式会社VIEWS 代表取締役 吉原 智
キクチ眼鏡専門学校にて12年間、現在は東京眼鏡専門学校でフィッティング指導を行ってきた経験をもとに、より実践的で再現性のあるフィッティングメソッドを全国に広める活動をしております。
わたしは、国家検定「眼鏡作製技能士」にてフィッティングの筆記と実技試験を担当しています。また、参考図書「眼鏡学教本」第6部フィッティングの編集担当をしており、そこで感じるのは全国的には「フィッティングメソッドは統一されていない」「理屈に沿った考え方に差がある」でした。
フィッティングは、正しいメソッドを習得すれば誰でも平均以上の技術を目指せます。
業界では「経験年数=フィッティング技術」の認識が強く「10年は修業しないといけない!」と思われていますが、正しいやり方を最初に習わないから習得に10年以上費やすのです。
このサイトでは、眼鏡作製技能士の皆様や、資格を目指している皆様に向けて、正しい技術を”見える化”し、現場で自信をもって実践できるフィッティングメソッドを提供します。
略歴・役職・資格
1997年 キクチ眼鏡専門学校卒
1997年 キクチ眼鏡専門学校研究員
1998~2013年 株式会社キクチメガネ
2013~2025年 キクチ眼鏡専門学校 准教授
2025年~ 東京眼鏡専門学校 非常勤講師
・日本眼鏡学会 理事
・日本眼鏡学会ジャーナル 編集副委員長
・国家検定 眼鏡作製技能士 試験作成委員
・眼鏡学教本 編集委員
・1級眼鏡作製技能士
・JOA認定オプトメトリスト

VIEWSのフィッティング技術

1.フィッティングに最も必要なことは?
必要な能力は沢山ありますが、もっとも重要な能力は「判断力」です。フィッティングにおいて
- 調整前に調整の限界が判るチカラ
- それを踏まえてゴールが定められるチカラ
- 調整状態から調整箇所を的確に見抜くチカラ
- 調整の終了が判断できるチカラ
これらはフィッティングに必要な判断力です。身についてない技術者は、迷いながらフィッティングすることになります。

2.正しいフィッティングメソッドはなぜ必要?
時間と手間をかけるのが良いフィッティングとは思いません。むしろ、調整をすればするほど、そのフレームはダメージを受けて新品からほど遠くなります。ダメージを最小限にするためにも正しいフィッティングメソッドは必要です。
また、悪いフィッティングの特徴に「口でするフィッティング」があります。購入したフレームをプロである眼鏡技術者から「よいですね!」「直すところはありませんね!」と言われればお客様は信用します。正しいフィッティングメソッドが必要な事案だと思います。
私たちの目的
眼鏡作製技能士という国家検定資格が誕生した今、フィッティング技術の”基準”を全国で揃えることが急務となっています。
当サイトでは、長年の教育経験をもとに、「再現性」と「実用性」を重視した独自のフィッティングメソッドを提供しています。
✔ 現場で活かせる技術
✔ 受講後すぐに実践できる内容
✔ 全国の技術者同士がつながる場
教育と技術と交流のハブとなるサイトを目指しています。